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○○の大冒険

 投稿者:古川ひとみ  投稿日:2008年 3月 3日(月)00時55分2秒
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  先の土曜日(2月23日)は「ホテル、三光」も超満員で、その前日から泊まっていた私と、関西圏からきた Y さん、否 Y クンだな。別々の部屋でしたが仲良くなって、翌朝は二人一緒に朝ご飯を食べてました。そこへ・・・・。
 「申し訳ありませんが、お二人が今晩、相(あい)部屋できましたら、
  私どもとしても大切なお客様を、もう一人お迎えできるのですが。」
との申し出がありました。
私たちは顔を見合わせ、
 「別にいいよね。」って。(今夜は同じベッドで寝るかも!)
そうと決まれば荷物移動して、夜を待ちましょう、別府観光でもしながら。

お出かけだというのに、Y クンったら鏡の前で固まってる。「どうしたの?」
 「昨日、プロのメイクさ人からしてもらったあのメイクが再現できない。」とのこと。
 「デジカメしてたでしょ、それを見なさいよ。」と私。
その時の様子をセルフタイマーで取りました。ついでに、とても珍しい
「髭を剃る Y クン」の写真。「あああ、こんなん撮らんといて!」※
さあ、出かけましょう。

「あの、シートベルトはしててくださいね。こんなカッコで止められるのはヤですから。」
なるほど、かなりパトカーには止められてるクチと見た。姫路ナンバー
やし、運転がムチャ荒っぽい。私は斜めに降りたシートベルトを握り締めて
悲鳴をあげます。
 「なによこの車、サスペンション硬ぁーい。」
 「助手席の人からサスつっこまれたのは初めて。」
それでも140キロ以上飛ばせば、ピターっと地面に吸い付くように走るとのこと、おいおい。

 二人とも方向音痴なこともあり、とても疲れたドライブの果てに辿り着いたるは「十文字原」。5,6人の若い男女のグループあり。そのうちの一人を捕まえてシャッターを押してもらいました。きっとこいつら、帰りの車の中で盛り上がるよね、絶対。
 「すっげー、俺、生ゴスロリって初めて見た!」とかなんとか言ってね。
はしゃいでる私と対照的に静かな Y クン。あれ、何おどおどしてるの?
 「どうしよう。(男と)バレたかなあ。」なんて、私に耳打ちをしてきます。このハデハデメイクにゴスロリだよ。男とか女とかの問題じゃないと思うけどなあ。この時初めて Y クンが「女装外出腰抜け野郎」と知りました。

 方向音痴二人連れってのは困ったものです。気が付くと安心院(アジム)の町の田んぼが続く山道でした。道に迷った不安感をごまかすように、妙に明るい会話が弾むのです。
 「ねえ、どんなセックスしてるの?」とか、
 「あ、それは絶対イヤ。」
 「へー、そんなこともできるんだ。」などと、
帰り道も分からないというのに、ガールトークに夢中。そして、ふと。
 「こんな誰もいない寂しい田園風景の中でね。」っと Y クン。
 「うん、うん、どうしたの?」
 「縛られたまま、ヨタヨタと歩いてみたい。上には黒いロングコート羽織って。」
もはや何を聞いても驚きません。そもそも「変態行為に耽る」といった感覚
など私にはありません。どんなに肉体を重ねても、それはセックスとか、プレイなどと呼べるシロモノではありません。
 「強いて言葉を選べば、・・・・そうねえ、『介護』ね。カイゴ。」
 「じゃ、ひとみさん、今夜私を介護してもらえますか?」
 「いいわよぉ。あんたなら喜んで。」
右往左往しつつもどうやら、車は別府市内へ。
 「どう、そろそろオシッコしたいでしょ。」
図星でしたね。いったいこのコ、女モードのときはトイレどうしてるんだろ。
ローソンに入る人も多いって聞くけど。
 「最近はローソンも男女別々ですよ。私は障害者用のトイレを使ってます。」
待って待って、それ以上言わないで。ご一緒に、せぇーの。
 「セードイツシセーショーガイ!!」おあとがよろしいようで。

トキハ別府店の案内板を見ながら、「ココにあるんだ。」で、「どこよ。」
「だから、階段があそこで、」 「ちょっと待って、現在位置が、ここよ。」
方向音痴もいいかげんにせんと、キョービのガソリン代に殺されるで。
 「あー、もう限界。」そう言い残して Y クンは男子トイレへ消えていきました。介護師の私としても放っとくわけにはいきません。思えば、着替えではなく、「オシッコするためだけ」で男子トイレに入ったのはこの時が初めてでした。怖いワ〜。

昼間の女装外出と、この『大冒険』に Y クンは「大満足でした。」と後日メールがありました。帰りはいつものように、このデパートの化粧品売り場に行き、駐車券処理のためのお買い物。ついでにこのコ紹介してメイクのアドヴァイスと試供品をいただいて帰りました。ところが帰って見ると、とんでもない事態が発生していたのです。
 私たちを相部屋にまでしてお迎えした「大切なお客様」とはいったい?
そして、Y クンへの介護は、いったい・・・どうなる!
                 ―つづく―・・・かも。

すいません。長くなりすぎました。もう、風呂入らんといかんとですばい。
                    おやすみなさいませ。
※尚、このお写真は後日、(Y クンの了解後)「フレンド」に置いときます。
管理人さまへ、なるべく差し障りのない表現に努めたつもりですが、不適切と判断された場合は削除してください。
 

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