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http://www.geocities.jp/nobuhirokawabe2000/
(無題)
投稿者:ケイスケ 投稿日:2010年 6月 5日(土)20時41分43秒気を利かせて夏休みに一人でいることを許してくれたことも、金切り声気味で母が秋を呼んだことも、
その母親の目が赤かったことも、この時期に彼女が帰ってきたことも、そういうことだったんですね。(あと彼女が色白だったことも?)
ノスタルジック・ノベルということでしたが、まんまとそういう気分にさせられてしまいました。
それにしても香津宮さんの文章には毎回引き込まれてしまう。柔らかいということではないんですが、どんどん読み進めてしまいます。
文章量が少なく感じてしまいましたが、「思わず読み直してしまう」というこの作品の性質自体には合っていると感じました。
ちょっと違和感を覚えたのが、彼女が帰ってきたときに、秋がそんなに取り乱していなかったことです。
普通、帰ってきたのならああいう反応をするだろうか?と自分は感じてしまいました。
自分だったら、階下から呼ぶ母親の頭を疑ってしまうような気がします。帰ってくるわけないんですから。
それとも、あの町ではああいったことがよくあったりするのでしょうか。もしもそうなら、仮病をしてああいう反応をすることもあるだろうなとは思いました。
次南と先北(さきた)と、あと東と西(まだ名前考えてない)、そんで中津と、五つの町村が舞台として用意されております。
本当は短編の5連作なんですね。
そのうち書くと思いますんで、その時にでも最後の質問の答えになるといいなあと思ってます。
書く書く詐欺になったらごめんなさい…